近年、マーケティングという言葉を耳にする事が多くなりました。恐らくはデジタル技術の発展によるコミュニケーションのスキームが大きく変化している事も影響していると思われます。いわゆる「マーケティング・コミュニケーション」や「マーケティング・プロモーション」と言われる広告や販促の領域についての話です。
私共が提唱している「マーケティング経営」とはマーケティングを企業経営一連の流れの最重要要素として捉え、経営の様々な意思決定においてマーケティングを基軸に判断してゆくというものです。
つまり、マーケティングを広告・販促だけと考えず、企業経営のコアに据えるという事を推奨しています。この事は顧客目線の経営が基軸になり、顧客満足度の向上、企業ブランディング強化などが実現し、経営力の向上へと導きます。
マーケティングは大企業だけが活用するものではありません。経営資源の限られる中小企業こそ積極的に取り組み、企業価値を高めて頂きたいと考えています。
このような考え方のもと、一般社団法人地域マーケティング経営推進協議会では様々な調査、研究、実務から得たノウハウを、一社でも多くの地域中小企業にご提供できるよう活動を展開して参ります。
一般社団法人地域マーケティング経営推進協議会
代表理事 村上 哲也